すい臓がんは、ほとんど自覚症状がないので、早期発見することは難しいです。 すい臓がんの自覚症状の初期ごろは「腹痛」「体重の減少」「腹部の膨満感」「食欲不振」などです。 ほかにもさまざまな症状が起こることがあります。 すい臓の十二指腸側にがんができ、胆管を塞ぐことで起こる「黄疸」、「すい臓機能低下による糖尿病の悪化」などです。 黄疸や血糖値異常などに気づいたらすい臓に問題が起きていないか調べることをおすすめします。 また、すい嚢胞ができて、検査によって発見されることもありますが、その多くは心配する必要はありません。 ただし、がん化するものもあるとされています。 すい嚢胞が発見されたときは、定期的に検査することも大切です。 すい臓がんの主な画像検査は、次のようなものです。 ●CT検査 がんの広がりや位置を確認する画像検査です。 ●超音波内視鏡検査 内視鏡の先端に超音波の出る装置を取り付けて、胃や十二指腸、すい臓付近の臓器にまで挿入して、超音波を発信します。 体外と比べより詳細な画像を得ることができる方法です。 同時に内視鏡の先端から針を出して、組織を採取する「生検」をすることもあります。 ●内視鏡的逆行性膵管造影検査 内視鏡の先端から造影するための細いチューブを膵管へ直接入れて、造影剤を注入します。 そして、エックス線を行います。 また、チューブを用いて膵液を採取したり、病変している部分に針金のようなブラシと呼ばる器具をこすって、がん細胞の有無を調べることもあります。 ...
すい臓がんの治療は、「薬物療法」や「手術療法」などがあります。 手術療法を検討することがほとんどです。 手術が行えないこともありますが、他臓器への転移、すい臓周辺の大きな血管への広がりなどがなければ手術療法ができます。 手術によって切除する範囲は、がん細胞のある部分などによって違います。 ●膵頭部にがんが出来た場合 膵頭部や十二指腸、胆管、胆嚢、胃の出口などが切除の対象となります。 前は、胃を3分の2ほど切除していましたが、最近ではできるだけ胃を残すようになっています。 ●膵体部や膵尾部にがんが出来た場合 膵体部、膵尾部、脾臓などが切除の対象となります。 手術療法が行うには難しいような「膵臓と離れている臓器への転移」「すい臓周辺の大きな血管への広がり」などの場合は、主に抗がん剤を用いた治療となります。 「塩酸ゲムシタビン」という抗がん剤が主に使われ、延命や症状を和らげるのに優れている薬です。 この抗がん剤だけでは効果が不十分なときは、さらに「テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム」を追加することもあります。 この薬は、2006年に健康保険適用になったもので、膵臓の治療にて注目されている薬です。 抗がん剤を使用すると、副作用が起こることがあります。 主な副作用の症状は「白血球や血小板の減少」「吐き気」「嘔吐」「だるさ」「食欲不振」などです。 しかし、これら膵臓に使われる「塩酸ゲムシタビン」「テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム」は、副作用も改善されているため、外来で治療を受けることも可能です。 ...
胆のうがんの発見には、主に次の2つがきっかけとなっています。 ●人間ドックや胆のうの治療中 超音波検査を受けた際に、胆石や胆のうポリープが見つかり、さらに詳しい検査や治療をしていく中で胆のうがんが偶然発見される場合があり、早期発見されることもあります。 胆のう炎だと思って切除したら、胆のうがんも合併していたという場合です。 胆石とがんの関係はわかっていませんが、胆のうがんがある人の60%前後の人には、胆石が見つかったという報告もあります。 また、胆のうポリープは悪性ではありませんが、時間経過とともにポリープが大きくなっていたり、胆のうポリープが1cm以上にもなっている場合は、胆のうがんの可能性も高くなります。 ●自覚症状 「腹痛(上腹部や右肋骨の下)」「右肋骨の下のしこり」「黄疸」などの自覚症状によって、医療機関を受診したら胆のうがんが発見された場合です。 この場合の多くは、胆のうがんの症状が進行した状態での発見となります。...
胆のうがんの主な画像検査は、次のようなものです。 ●CT検査 がんの広がりや位置を確認する画像検査です。 ●超音波内視鏡検査 内視鏡の先端に超音波の出る装置を取り付けて、体内に挿入して、超音波を発信します。 体外と比べより詳細な画像を得ることができる方法です。 ●内視鏡的逆行性膵管造影検査 内視鏡の先端から造影するための細いチューブを膵管へ直接入れて、造影剤を注入します。 そして、エックス線を行います。 胆のうの治療は、手術療法を検討することがほとんどです。 まずは、がんの深さ、広さ、転移の有無などを確認し、切除する範囲を決めていきます。 がんが粘膜層や固有筋層でとどまっているのであれば、胆のうのみの摘出で完治します。 しかし、手術中に確実にとどまっているのかどうか判断できないため、少し広めに切除することが多いです。 さらに、がんが漿膜下層にまで広がっている場合は、胆のうだけでなく、リンパ節の郭清や肝臓の部分切除などをすることもあります。 そして、がんが漿膜を超えてまで広がっている場合は、十二指腸や膵臓の膵頭部などを切除することもあります。 手術療法が行うには難しいような「胆のうと離れている臓器やリンパ節への転移」などの場合は、主に抗がん剤を用いた治療となります。 「塩酸ゲムシタビン」「テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム」という抗がん剤が主に使われ、延命や症状を和らげるのに優れている薬です。 ...